9月20日にオープンしたフレンチレストラン、
『ビストロ アリュメール』さんへ行ってきました。
このお店は、行きつけの美容室のお隣りなので、
シェフの経歴や試食会の時の料理の感想など、
事前にあれこれ聞いていたから、そりゃあもう期待大でした!
料理に接客、もうどれをとっても素晴らしくて、
期待以上なんてもんではなく、
心もお腹も満たされた至極のひと時を過ごさせていただきました。
こちらがお店です♪

お店のインスタには、
「Allumer(アリュメール)とはフランス語で
火を灯す、焚きつける、(感情を)かき立てる、という意味🇫🇷
火と向き合い、素材と向き合い、薪と炭で丁寧に仕上げる一皿…」
…という文章が載っています。
落ち着いた雰囲気の店内は、お祝いのお花がいっぱい~
各テーブルの上にもお花が飾られて、季節感もたっぷり~
席に座ってから、ちょっとだけお祝いのお花をパチリ♪

店内の様子を見ていただきたかったのですが、
平日だというのに開店時にはすでに満席だったので、
撮影できなくて残念でした・・・
松本の友人も誘って、旦那さんとわたしと娘、
4名での予約を入れてあったのですが、
残念なことに、友人がインフルエンザにかかってしまい、
今回は家族三人でランチを楽しむことになりました。
それではフレンチランチ、始まります・・・
本日のランチは『LUNCH COURSE』と、
『SPECIAL COURSE』の2コースということでした。
初めてのお店なので、お手頃価格のランチの予定でしたが、
ジビエ好きの旦那さんも一緒だということもあって、
結局『SPECIAL COURSE』にしました。
スポンサーも旦那さんだから、そこは遠慮なく!
(料理名は、テーブルに置かれたメニュー「November. 2025」より…)
飲み物は、
旦那さんがグラスワインでわたしと娘はモクテル。
(モクテルとは、アルコールを含まないノンアルカクテルのこと…)
シードル・ロゼ(リンゴのモクテル)♪

お水も、
こんな素敵なコースターで出されると美味しい~♪

パンと、豚肉のリエット♪

(パンは、我が家も松本に暮らす友人さえも超お気に入りのパン屋さん、
「頂 BAKERY」のバケットだそうです。やっぱり美味しい~
豚肉のリエットにはアンチョビなどが入っていて、
このまま食べてもおつまみになりそうで、ワインが進みそう…)
丁寧に作られているこの豚肉のリエットに、
シェフのこだわりやら腕前が伺えて、
まるでメイン料理のように三人で盛り上がってしまいました。
美ヶ原の鹿コンソメジュレ
〜キャビアと共に〜♪

(ジュレの下にニンジンのムース、上にはたっぷりのキャビア。
上品なお味の鹿肉のコンソメジュレで、臭みなど全くなし。
ニンジンのムースがとても甘くて、キャビアの塩味が効いて、
三段重ねのお味のハーモニーが素晴らしい…)
このようなオシャレな料理でジビエを味わえるなんて、
なんだか嬉しくなってしまいました。
ジビエ初体験の方にも嬉しい一品だと思います。
薪焼き野菜のサラダ仕立て♪

(紫大根・蓮根・里芋・砂肝、ブラックオリーブ添え。
チコリとパルミジャーノレッジャーノのトッピングが最高。
運ばれた時点で薪の香りがプーンとして、
焼かれた野菜の食感がそれぞれ違って楽しく、
温かな焼き野菜がすごく美味しかった。
サラダに砂肝?と一瞬思ったけれど、コリコリ感とそのお味が絶妙で、
お口一杯に美味しさが広がって、これまた最高!…)
季節のリゾット♪

(緑色の春菊とピンクの駿河湾産桜エビが目にも美しく、
小さな桜エビのぷりぷり感がたまらない。
塩味とクリーミーさがマッチして、とても美味しい…)
栗のポタージュ♪

(人生初の栗のポタージュに感激~
ねっとりして、季節感たっぷりで、嬉しい一品です…)
トッピングは大町産の栗を使った渋皮煮で、
この小さな渋皮煮がすごく美味しく、ほっこりとした気分になりました。
季節感だけではなく、地元の食材を使っていることも嬉しく、
トッピングひとつにも手間を惜しまず、
丁寧に調理されていることからも、シェフの料理への情熱が伝わってきました。
いよいよメインディッシュです。
炭火焼き 信州牛ランプと美ヶ原鹿モモ♪
旦那さんのは、お肉の焼き方が「レア」

娘とわたしは、焼き方が「ウェルダン」

(鹿肉の臭みは全く感じることなく、
ジビエと言えども柔らかで食べやすいお肉に仕上がっていた。
牛肉はウェルダンでも柔らかくてとても美味しかった。
お肉のソース代わりにと言われたマッシュポテトだが、
添え物とは思えない美味しさにビックリだった…)
さすがは炭火焼きにこだわってらっしゃるという肉料理・・・
香りもご馳走となって、最高のメインディッシュでした。
デザートは、
娘と旦那さんが、バスク風チーズケーキ♪

(すっきりと食べやすいチーズケーキで、
ホイップクリームの甘さとルバーブジャムの酸味とで、
味変を楽しむことができたと、二人の感想です…)
わたしは、チョコレートブリュレ♪

(初めて食べたチョコレートブリュレです。
スプーンでコンコン叩いて割ると、
中からトロッとした美味しい生チョコレートが出てきた。
ラムレーズンはアルコール分を抜いてあって食べやすく、
優しいお味の美味しいチョコレートブリュレだった…)
満席でシェフも奥様もお忙しいのに、
わかりやすく丁寧に料理や食材の説明をしてくださって、
美味しい料理にひと味プラスされた感じで、一層美味しくいただきました。
シェフのお料理の数々が美味しかったことは言うまでもないけれど、
素敵な笑顔で接してくださった奥様の接客が、とても嬉しかったです。
かけてくださる言葉が温かく、細やかなことに気が付かれて、
さりげない優しさに心を打たれました・・・
ゆっくりとお食事をさせていただいて、
我々がランチタイム最後の客となってしまいましたが、
帰りにもお二人とあれこれお話をさせていただき、
最後の最後まで、とっても素敵な時間を過ごさせてもらいました。
居心地の良い、本当に素敵なお店です・・・
近所にこんなお店がオープンして、またひとつ楽しみが増えました!